2016年6月25日土曜日

靴のこと:つま先のかたち


たまには靴を紹介してみます。

私が毎日のように履いている、
ほんとうにお世話になっている靴。

本革使用ですが、ゴアテックスが入っていて完全防水。
ボディがちょうどいい具合に立体的にできていて
ヒモをさっとしめるだけで
ほどよく足全体をサポートしてくれます。

※ヒモのしめ方についてはこれだけで奥深くいろいろあるのでまたあらためて。




レジェロ(オーストリア)の製品。


この靴のいいところは
カカトが小さめのわりに
ユビ先のスペースがゆったりしているところ。

私の足は
カカトが小さく甲が薄め、
全体に足にボリュームがないわりに
ユビの存在感はしっかりしてる。

ぴったりくる靴が
なかなかありません。

カカトがちょうどだとつま先がきつい。
つま先がきつくないとカカトがゆるゆる。

でもこの靴だと大丈夫。

いつもお客さんには
「毎日同じ靴を履き続けないで
せめて二足を交代に・・・」
などと言うのですが(苦笑)

実際にはあまりに履きやすい靴は
毎日(のように)履いてしまいます。


・・・・・・・

つま先のかたちは人によっていろいろ。
エジブト型とかギリシャ型、という名前は
どこかで聞いたことがあるのでは。

足のどのユビがいちばん前に出っぱっているか、で
そのタイプを分ける名前ですが
ほとんどの人は母趾(おやゆび)か第二趾が長くなっています。

ところが大抵のばあい
度合いの差はあれ
靴の先は真ん中に向かってとんがっています。

これだと母趾がノビノビできません。
小趾(こゆび)もきゅうくつになることがよくあります。

つまり
ユビはもっと広がりたいのに
靴のなかの狭いスペースに
ぎゅうっと詰め込まれることになります。

だけどほとんどの靴がそういうかたちなので
母趾のほうも(そして小趾も)なんとなく
世の中そういうもの、
自分がガマンするべきなのかな
という感じになっていることが多いんです。

この「ガマン」がのちのち
足だけでなく全身の自己肯定力みたいなものに
関わってくるといえる
とっても重要なポイントです。

(もちろん、ガマンはしないほうがいい!)


かたちのいろいろについては
これもヒモのしめ方同様
ほんとにいろいろありますので
またあらためて!(°∀°)!


・・・・・・・





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