2019年9月13日金曜日

天から降りかかってくる災い、天から与えられた何か

ヨレヨレだけど色彩の面影を残す紫陽花


台風による被害に遭われた方々、まだ停電や断水などかなりたいへんな状況の地域があるとのこと。ただでさえ熱中症注意のこの季節に、どれほどのご苦労かと思いを馳せてみるが、おそらく全然馳せ足りてない。

とくに高齢者の健康被害についての話はいちいち身につまされる。老親の日常の綱渡り的なアレコレに接している身としては、これで電気が止まってしまっただけでどんなことになるか、あまりに困りそうで考えたくもなくなる。

といって考えなくなってしまったらよくないってことは重々承知。ではどうしたらいいのか、せめて今自分の身の回りでできることは何なのかを、おちついて見るようにしたい。

ところで老親の見守り介護的な生活になってから、私は過去毎年のようになっていた夏バテにならなくなった。とはいってもやはりこの酷暑、頭バラバラでろくな活動はできていなかった。でも例年のようなヘロヘロとは違っていた。

ちゃんと食べること、それだけはできるようになった。ある意味「エサ」あるいは「燃料」のような意識が芽生えた。今まではもっと、楽しく美味しくオシャレな食事を良しとしていた気がするのだけど。やっと現実に目覚めた、のかな。

そうやって、ちゃんと最低限をやろう、と生きていても、突然天から降りかかってくる災いというものが来たりする。いい子にしてても、悪い子でいても。だからどうでもいいやなのではなくて、だからこそ、できることをやろう。