2019年7月11日木曜日

グーポで立つ:2006-06-13 (再掲載)




なぜか今、グーポが再ブームになっているようです。友達に頼まれて、現在入手が困難になっている「グーポとやら」を受け取りに新宿Chacottまで行くはめになったというIちゃんからの情報。


ある晩、Iちゃんに「グーポって知ってます?」と聞かれたのは、足のトレーニンググッズとなれば、きっと私は知っているだろうと思ったんだそうで。そういえば、これまたなぜか、私のこのブログカエルの体操にも「グーポ」での検索数がいきなり上がっていたのだった。

この記事、13年も前なのに!このブログ今ではすっかりミドリやら空やら自然ブログになっているのに!…というわけで、ここにその記事をあらためて掲載してみることにしました。

なお、当時これを掲載してから2年後、グーポの考案者である岡田祥造氏ご本人よりコメントも頂戴しましたコチラでご覧になれます)!!!

いまだに私の部屋にころがっているスグレモノ「グーポ」、外反母趾障害に立ち向かうパワーをくれたスゴイ奴です。未体験のかた、ぜひお試しを!



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このたび縁あってこの「グーポ」というものを手に入れ、そろそろ1ヶ月になります。
Chacott Dance Technology

そもそもこれはバレエをやる人たちの「軸」感覚をつくる、全体の姿勢をよくする、などに役立つという道具(履物?)。ついでに足指でギュッと「掴む」感覚も養われるらしく、ヒヨヒヨ足強化に邁進中の私にはもしかしてスゴイものかも…??てことで、yuehuaセンパイよりこちらのブログ宛に情報提供をいただきました(こちらのコメント参照)


それからまもなく発売元のバレエ用品店「チャコット」ショップを覗いてみると、いましたいました。ショップど真ん中のディスプレイ棚の中に、今売り出し中の「グーポ」。じっと見ているとすぐさま「どうぞお試しください♪」と声をかけられ(店員さんにね、グーポにではなく(^_^;))、5分後には"ロータイプ"のほうを買っていました。


●さて、使用感

虚弱足であることにはますます自信を深めている私ですが、ボッシー対策体操の基本中の基本(でも以前はできなかった)「しっかりしたグーパー」もクリアできるようになると、グーパーができるようになるためのさらに基礎運動・足の腹筋もだんだん楽しくなってきました。それでもあいかわらず"標準"よりはヒヨヒヨの私の足。地道に鍛えれば、いつの日か誰よりも強い足になれるのでは?…とうっすら夢を見るも、そもそも体質的なヨワさがあるのでそれはムリとわかり、がっくり。あがったり、おちたり(*_;)。

でもこのグーポに乗ってみて(履いてみて?)、「誰よりも」とまではいかなくても、もうちょっと強い足になれると思ってもいいのかな…?と、おそるおそる思えるようになったかもしれません。

ふつうの足裏筋トレを「基礎練習」とすると、
これはなんだか「基礎強化合宿」の感じ。




取説のようなものに書かれている基本注意事項:
履くときにはつねに「膝の後側を伸ばすように」「踵を床にしっかりつける」
これを守ろうとするとそれだけで、自然に両肩が落ち、胸が適度に開かれ、骨盤がしっかりおさまる(デッチリにならない)。ついでに股関節や腿などあちこちの奥の方の筋肉がプルプル…つまり、いい姿勢をとるのに必要な全身の筋肉の刺激にもなるらしい。


●「立つ」だけでもじゅうぶん

なによりポイントなのは踵で立つという意識。

バレリーナならずとも、ただの肩こりさんやらみんなふだんから気をつけたほうがいいのに忘れがちな「背中のライン」がとおった意識を感じやすく、また、そのラインを保ちやすくなるようです。(使い方映像:http://www.chacott-jp.com/j/dts/movie/goopo_movie.wmv)

その基本の乗り方(履き方)をしたうえで、バレエの基礎レッスンのようなのをするといいらしいのですけど…ってそれはバレエをやりたい人の話でね、私はまずこれを履いて立つだけで、じゅうぶんなトレーニングになっちゃいます。特に、足裏筋の。つぶれてしまいがちな土踏まず始め足裏の「3つのアーチ」を取り戻すにはかなり効くと思います。

履いて、基本のまま5分くらい。
じっとしていてもいいし、足踏みもどきでも可。
ちょっと大変かもだけど歩いてもいい。
その後脱いで床にぺったり足をつけてみると、あっ! 
地べたをつかむってこういうことかな?って気が。
ギュギュッとつかむ、のではなく、ジュワッと吸い付く吸盤の感じなのです。
元気な足のひとって、こういう感じで立ってたのか〜と初めて知る。
もっともっと吸い付く人も、いるんだろうけどなあ〜〜(`~`;)


●ストちゃんの感じ

ある意味、インスタントに感覚が変わります。
この感じは、ストちゃんことストレッチポールにたった数分間乗った後に、ストちゃんをどけてじかに床に寝そべった時の、ぺったりとした背中のつき具合にもよく似てます。

あくまでもぺったりであって、べたっではないです。

ところがつくづく感覚とはいいかげんなもので、何度も何度も練習したりして「よし、わかった、姿勢に気をつけよう」と頭で思っても、ふだんの生活のなかではいつの間にかグジャグジャ・ガチガチになっているらしく…ときどきこうやって、数分間で筋肉に"よい姿勢"を思い出させてくれるグッズに頼るということも、いいのかもしれない。

加えて私の場合、これまでの足裏筋トレのバージョンアップにかなり役立ってくれそうです。やはり数分間で「ここの筋肉使うのよ!」と、忘れっぽい私に思い出させてくれるよきトレーナーさん。7年前の私なら、乗っていきなりスジ傷めてしまったかもしれないような、一見ちょっとハードなひとですけどね(^_^;)。。。

でも、ここで教訓。
よいと言われるものも、つまりは自分に合った使い方次第なのです。
ここでまたいきなり私が無謀にもバレエの動作をやろうなどとすると、またスジ傷めます。
まずはグーポで控えめに立つからでもじゅうぶん!

Chacott

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