2016年6月29日水曜日

気功整体とストレッチ教室


昨日はダブルで疲れをほぐしてまいりました。

マナブ整体院@恵比寿(小野先生)からの
ストレッチ教室@六本木(てあて整体/あら木先生)

ダブルってどうなんだろう?
ちょっとやりすぎでは?
と思わないでもありませんでしたが
それは杞憂であったと今朝確信いたしました。

なんともすっきりしとした目覚め。
こんな気分、久しぶりです。


マナブ整体院。ほのぼの系グッズがあちこちに。

やさしい笑顔だけどじつは空手もすごい、小野マナブ先生。


とにかくいろいろなストレスを
身体にけっこうたくさん
溜め込んでいたのだなあ、と
昨日は整体を受けつつ確かめました。

わあー、きくうー!的なインパクトではないのに
全体的に、いつのまにか、芯の方から
ほぐれたかったものはほぐれ
流れるべきものは流れだし
身も心もほかほかし出したという感じです。

姿勢の指導もいろいろ受けました。
最初はちょっと難しいかんじだったのですが、
その後も帰り道やらパソコンしながら
ときどき「かんじ」を思い出してみていて
時間をかけて消化していきたいと思っています。
(またすぐわからなくなったら先生に相談!(°∀°)!)

そのあと恵比寿から六本木へ移動。
ひところ整体を習いに通った「てあて整体スクール」の恩師
50代後半にして現役ダンサーでもある、あら木先生による
ストレッチ教室に久しぶりに参加です。

六本木から西麻布方向へ裏に少し入ったところにある
とても素敵な場所。
きもちのいいヒノキの床のうえを
ほとんど最初から最後までずっと
ゴロゴロ、ゴトゴト(ほんとはこんな音がしないほうがいいのですが
私のころがり方が未熟なため・・・)

いつもの太極拳的なうごきとは違って
ちょっとダンサーになった気分も混じりつつ
それでもすでに今日は
ほぐれている自分なのできもちよく
ころがりまくってきました。


「みずきさん」あら木先生のFBから拝借
この靴下で参加しました。



今年の2月、高齢の父母が体調をくずしてから
太極拳導引やっててほんとによかった、と
なんどもなんども思いながらの
実家見守り強化生活でした。

基本「自分は倒れないように」を第一にと思っていたので
非常時と思って頑張りすぎることのないように
できるだけパワー100%よりも控えめに、と

そういう「ノウハウ」は
太極拳導引を練習しながら身についた
「やりすぎない」「自然に」「力まない」という
身体とのつきあいかたなんだけど
イコールそのまま
気のもちようにも通ずるところで

それがけっこう使いこなせるようになったじゃん?
などと思いつつ、たしかに
バッタリ倒れることはなく過ごしてきました。

だけどそうはいっても
やっぱり疲れがたまっていたのですね。



今日はどんよりしたお天気ですが
身体とともに気持ちもすっきり
透明なかんじがしています。

ときどきはこうして
思いっきりメンテナンスに没頭する
そんな時間を持たなくてはな、と
つくづく思うのでありました。









靴のこと:ストッキングじゃないとだめ?(靴下のはなし)


靴を選ぶとき
意外に忘れられがちなのですが
靴下のことも考えてみましょう。


これはYOGA用靴下だけど、このまま靴を履いても快適。



サンダルを履きながら
「これはやっぱり裸足で履くものよね?」

ちょっとちゃんとした革靴だと
「ストッキングじゃないとおかしいわよね?」

みなさんそれぞれ
「この服装にはこんな靴じゃないとね」
というのと同じように
「この靴にはこういう靴下でしょ」
というようなキマリ意識を
多かれすくなかれお持ちのようです。
 
・・・・・・・

ちょっと昔であれば
社会人はみなこんな髪型をしていて
スーツとかワンピースとか
靴はほとんど絶対革靴でないと!
そしてそれに履く靴下は
「ストッキングでないと!」
というような<型>がありました。

ですが今の社会では
そういった意識は
ずいぶん薄れていると思います。

80年代あたりに
アメリカのキャリアウーマン(死語?)が
スーツにスニーカーを履いて
マンハッタンを闊歩!なんて聞いて
びっくりしたもんでしたが
今となってはそれくらいではなんとも思わない。

と言いたいところですが

現実にいざ自分がとなると
「こんな格好おかしいんじゃ?」とか
「やっぱりこれにはストッキングでしょ」
といった、なんでしょうね、
これも「保守的」っていうんでしょうか。

よっぽど改まった席とか
ドレスアップしたいときなら
まだそういう感覚もわかりますけれど

意外にみなさん陥っているのが
普段の格好にもそのようなルール
知らないうちに適用していたりするんです。

・・・・・・・

ここでひとつ確認しておきたいのですが

ストッキングというのはけして
身体にやさしいものではありません。

なぜならば
ストッキングはその素材の特性上
中で足がすべりやすいし
靴とストッキングもすべりやすい。

となれば靴のなかで
どうしても足がずれてしまうので
そのぶん
足や身体が疲れやすくなるのです。

とくに身体になんの不調もなく
元気いっぱいのかたならともかく、
健康靴店に来るようなかたは
すでにいろいろな問題を抱えていることが多いので

できるだけ
足元のストレスを減らす方向で考えることを
ご提案しています。

できればストッキングではないふつうの靴下。
それがだめならストッキングの下に
五本指のインナーを履く、など。


だからといって私は
身体のために「みため」はすっかり諦めるべき!
というガチガチ論者でもございません(°∀°;)v~~~

いってみれば
社会的通念に沿った身だしなみ
身体に心地よい身なりの整えかた
調整です!!!


ストッキングでもなんのストレスも感じないくらい
足の握力バッチリというのであれば
この件はスルーでOKです(⌒‐⌒)

具体的な靴下対策は
また次回。









2016年6月25日土曜日

靴のこと:つま先のかたち


たまには靴を紹介してみます。

私が毎日のように履いている、
ほんとうにお世話になっている靴。

本革使用ですが、ゴアテックスが入っていて完全防水。
ボディがちょうどいい具合に立体的にできていて
ヒモをさっとしめるだけで
ほどよく足全体をサポートしてくれます。

※ヒモのしめ方についてはこれだけで奥深くいろいろあるのでまたあらためて。




レジェロ(オーストリア)の製品。


この靴のいいところは
カカトが小さめのわりに
ユビ先のスペースがゆったりしているところ。

私の足は
カカトが小さく甲が薄め、
全体に足にボリュームがないわりに
ユビの存在感はしっかりしてる。

ぴったりくる靴が
なかなかありません。

カカトがちょうどだとつま先がきつい。
つま先がきつくないとカカトがゆるゆる。

でもこの靴だと大丈夫。

いつもお客さんには
「毎日同じ靴を履き続けないで
せめて二足を交代に・・・」
などと言うのですが(苦笑)

実際にはあまりに履きやすい靴は
毎日(のように)履いてしまいます。


・・・・・・・

つま先のかたちは人によっていろいろ。
エジブト型とかギリシャ型、という名前は
どこかで聞いたことがあるのでは。

足のどのユビがいちばん前に出っぱっているか、で
そのタイプを分ける名前ですが
ほとんどの人は母趾(おやゆび)か第二趾が長くなっています。

ところが大抵のばあい
度合いの差はあれ
靴の先は真ん中に向かってとんがっています。

これだと母趾がノビノビできません。
小趾(こゆび)もきゅうくつになることがよくあります。

つまり
ユビはもっと広がりたいのに
靴のなかの狭いスペースに
ぎゅうっと詰め込まれることになります。

だけどほとんどの靴がそういうかたちなので
母趾のほうも(そして小趾も)なんとなく
世の中そういうもの、
自分がガマンするべきなのかな
という感じになっていることが多いんです。

この「ガマン」がのちのち
足だけでなく全身の自己肯定力みたいなものに
関わってくるといえる
とっても重要なポイントです。

(もちろん、ガマンはしないほうがいい!)


かたちのいろいろについては
これもヒモのしめ方同様
ほんとにいろいろありますので
またあらためて!(°∀°)!


・・・・・・・





2016年6月21日火曜日

かえる倶楽部:身体の「なかみ」に集中します


Yさん、外反母趾度がかなりのモノ。

最近みなさんにお願いしている
足型計測のデータのなかでも、
外反母趾のところの角度の数字が
「おや?」と思うほど
突出しているのですが・・・


ファンキーなパンツでスクワット。


このスクワットをすると、
こんなふうに
しっかり趾を使えています。

・・・・・・・


前回Yさんが参加してくださったとき、
「外反母趾改善には集中力が必要なのですね」
とのコメントをくださいました。

集中力ということばで
考えたことがなかったのですが、
そう言われて考えてみると、
かえる倶楽部でやっていることでは
「体感」とか「内観」のようなイメージが
それかな、と思い当たりました。


身体のことに限らず、私たちはなにかと
「みため」とか「かたち」から
「直していく」
ということを考えがちなのかも。

それがダメというつもりはありませんし、
実際「かたち」はおおいに参考になります。

そこから一歩すすんで(あるいはそことは別に)
「なかみ」もちゃんと気にしてみよう、
というのが
「かえる倶楽部」における
外反母趾対策(および腰痛その他のトラブル対策)です。


まあ、
外反母趾
というくくりそのものが
思いっきり「みため」の話。

だけど
みための問題には必ず理由があって、
そこには必ず
「なかみ」の機能不全な部分が存在します

かえる倶楽部では、
まずは「かたち」だけに
とらわれてしまいがちなその視点を、
ちょっと内側に
切り替える練習を重ねていると
思ってみてください。




★またまた次回の予感:足の二階建て構造

2016年6月13日月曜日

かえる倶楽部:股関節と呼吸で、自分とは思えない立ち姿


足から元気になる倶楽部活動報告です。今回は足そのものよりも股関節と呼吸に焦点を合わせました。

今回久しぶりにご参加のAさんは、ご病気や手術が重なった1年半前から、身体をしっかりストレッチすることもなんとなくためらわれていたとか。ほんとうはやったほうがいいと分かっていても、やると痛みが出てしまったりしそうで、だんだん敬遠。過去にアレコレやってはいつも腰痛で中断していた私、その気持ちよーくわかります。

というわけで、今回はそんな「おそるおそる」な身体に安心してもらいながらのアプローチに焦点をあてました。





まずは呼吸。みために同じ動きをするのでも、呼吸次第で質がいろいろ変わります。

股関節を思いっきり伸ばしたりって最近全然してなかった〜、というAさんでしたが、最後のほうではずいぶん「やわらかく」なりました。セッションでは一度もいわゆる開脚的なことはしていなくても、です。また、自分の立ち姿の写真をみて「自分とは思えない」というコメントも。

最後に壁に足をくっつけて寝っ転がり、いろいろやってから起き上がる。のときのSさん、とっても嬉しそうな顔なんです。「そうか、そういうことだったのか!」とすごく腑に落ちる瞬間だったのだって。それはよかった!(°∀°)!

実際に何をしたら「!」となったのかを忘れてしまうことはよくあるけれど、そういう<ツボ>を、きっと身体(脳を含む)は覚えています。なので、せっかくやった内容、うちに帰ると忘れてしまってダメだ〜、、、とがっかりすることなかれ。きっときっと、また思い出しますから。



・・・>>> 次回の予感:足の二階建てを感じながら歩く

2016年6月9日木曜日

取説イラスト付きトレーニングチェア



取説イラスト。


先日、近所の川沿いを散歩していて発見した「トレーニングチェア」。かわいいイラストの取説看板付き。あきらかにシニア向けのようですが、微妙に良すぎる姿勢がちょい気になります(笑)。いやいや、それだけ元気なシニアだらけになったらいいですもんね。


右にちょこんとあるのが「チェア」。



だけど昨今のいわゆる「アンチエイジング」という言葉、もしかして「エイジング=わるいこと」みたいなイメージだけになっていないといいなと思います。歳をとり身体が老化していくのは自然なこと、それをかき消すことに夢中になってはツラいばかり。「エイジング」とは仲良くなれるはずだものね。


薄曇りの蒸し暑い休日、人影もまばらで、そばのベンチではトレーニング疲れ?でぐーぐー寝込んでいるお兄さん。のどかな光景でした。さて「チェア」の稼働率はいかほどでしょう・・・?



紫陽花だらけの一角、紫陽花の精がいそうでした。

・・・・・・・

毎月二日開催の『かえる倶楽部』、今月来月は以下の日程です。
ご参加お待ちしております。


<6月の予定>

●6/12(日)16:15〜17:45
高井戸地区センター3F/第5集会室
●6/15(日)16:15〜17:45
高井戸地区センター3F/第5集会室 


<7月の予定>

●7/17(日)16:15〜17:45
高井戸地区センター3F/第4集会室
●7/20(水)16:15〜17:45
高井戸地区センター3F/第4集会室 


詳しくはこちら>
かえる倶楽部のお知らせ

・・・・・・・

2016年6月1日水曜日

かえる倶楽部:足だけを気にしすぎないで立ってみる


よわい足に意識が集中して、その他のバランスがくずれたまま頑張ってしまうということがよくあります(私の体験)。 
靴選びでも、母趾のでっぱりさえなんとかなればとそっちばかり気にして、踵がブカブカなのに全然気づかず買ってしまった、、、なんてことが。 
ものごとの視点(意識)を少しずらして、全体の調和がいいところを探してみるという感じかな。ついつい夢中になっている時にもつねにバランスよく、なんて、むずかしいのですけどね。 
まあ、失敗続きでもなんでもいいんじゃないかと。いまだにやっぱり「よわい足」が気になる私です(°∀°; )!


Sさん。右から順に、前>うしろ>まんなか。

Mさん。足がずいぶん元気になって、姿勢も変わりました。



先日のセッションでの写真。

右から左への順番で、
「恥骨が前>うしろ>まんなか」。

まず足のほうにしっかり意識をゆきわたらせてから、
立ってみます。

ここで意識するのは骨盤(恥骨)なのですが、
その前にやっぱり足のチェックをすませてから。

足だけが頑張り過ぎなくてもいい程度の
コンディションにしておいて、
全身のなかでの足の役割を担ってもらえばいいんです。

意識の持ちかたで姿勢も変わる、ということを
ちょっと体験してみました。

・・・・・・・



気にしすぎないといっても、やっぱり大事な足。